雑な仕事は、したくない。
1席だけの空間で追求する、
男の「美学」と「癒し」。


01. Philosophy
「遠くから見た時の、黒い影が許せない」
それが私の、譲れないこだわりです。
男性の髪、特に刈り上げ(フェード)において、私が最も大切にしているのは「シルエット」です。
人間の頭は、決して綺麗な球体ではありません。凹凸があります。
そこを何も考えずにバリカンを通すと、遠くから見た時に凹んだ部分が「黒い影」となって浮かび上がってしまいます。
私は、それがどうしても許せません。
近くで見た時はもちろん、遠くから見ても色彩が整った、歪みのない美しいシルエットを作る。
そのために、頭の形を見極め、ミリ単位でバリカンの角度を調整し、時間をかけて丁寧に仕上げます。
「前の店では失敗された」というお客様には、なぜ失敗したのか、なぜ虎刈りになったのかを論理的に説明し、納得いただいた上で修正します。
お客様を後悔させるような、雑な仕事は一切いたしません。

02.
Space & Atmosphere
友達の家に遊びに行く感覚で。
オトナの男が、鎧を脱げる場所。
当店「Standard」には、席が一つしかありません。
最初から最後まで、オーナーである私がマンツーマンで担当します。
隣に他のお客様はいません。
会話を聞かれる心配もありません。
コンセプトは「原点回帰」、
そして「友達の家」。
仕事の立場も、父親としての役割も、ここでは一度忘れてください。
誰にも気を使わず、愚痴をこぼすもよし、趣味の話で盛り上がるもよし、あるいは一言も喋らずに寝て過ごすもよし。
そんな「気を使わない癒しの空間」を提供したいと考えています。
外観は白と黒で、あえて目立たなくしています。
看板も見つけにくい、知る人ぞ知る隠れ家で、あなただけの時間をお過ごしください。

03. Owner’s Story
一度離れたからこそ分かる、 「助け合い」と「繋がり」の温かさ。
私はかつて、
手荒れに悩み、一度理容の世界を離れて
建設業界で働いていた時期があります。
しかし、そこで待っていたのは、現場が終われば仲間の手伝いに走る、「助け合い」の精神を持つ職人たちとの出会いでした。
「やっぱり、人と関わる仕事がしたい」
そう思って大阪に戻り、様々なご縁(繋がり)が重なって、この弁天町の地に店を構えることができました。
見た目は少し強面に見えるかもしれませんが、中身は人見知りでシャイ(ネクラ)な性格です。
無理に会話を盛り上げるのは苦手ですが、人の話を聞くのは大好きです。
旧車(スカイラインジャパン)、ラジコン、野球、ゲーム、アニメなど、「男の趣味」の話になれば、少年のように目を輝かせるかもしれません。
技術には厳しく、人には優しく。
ここに来れば、心も身体もスッキリして帰れる。
そんな「男の止まり木(Standard)」であり続けたいと思っています。